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横浜市港南区の 港南台家光クリニック  HOME > よくあるご質問
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   清涼飲料水でカロリーゼロの物ならいくら飲んでも良いですか?
“カロリーゼロ”と“ノンカロリー”は同じですが、100ml当たり5kcal未満と言うことで、厳密にはゼロカロリー
ではありません。また、“カロリーオフ”とは、100ml当たり20kcai以下を表しています。
いくら“カロリーゼロ”と表示してあっても、飲み過ぎれば血糖の上昇につながります。 
   テレビのCMで「血糖値の気になる方へ」という健康茶の広告を見ますが、飲み続けると本当に血糖は
   下がるのですか?
厚生労働省が特定保健用食品で「難消化デキストリン」を配合したお茶があります。
健常人を対象にしたデータで食後血糖値および血中インスリン値の上昇を穏やかにすることが認められて
いますが、あくまでも糖尿病の一次予防の手段として期待されると言うだけで、糖尿病患者さんの食事・
運動療法、薬物療法に代わる効果が得られるものではありません。
厚生労働省の許可があると安心や信頼をして使用しまいがちですが、糖尿病の治療薬では全くありません。主治医に相談の上併用することはかまいません。 
   血糖値かなり高く口渇や倦怠感が強いのですが、運動しても良いのでしょうか?
普通、糖尿病患者さんが運動をすると血糖値が下がりますが、血糖値が高すぎるときの運動は、さらに
血糖値が上がりますので、運動は控えます。空腹時血糖250mg/dl以上あるとき、あるいは尿にケトン体
が出ているときは、運動を控えましょう。
ケトン体は糖尿病の状態が著しく悪いときに見られます。インスリン作用が不足して血糖値が高いときは、
ブドウ糖をエネルギーとして利用できず、代わりに脂肪がエネルギーとして使われます。
ケトン体とは脂肪の燃えカスで、これが増えると吐き気や、時には昏睡を起こすこともあります。
また運動を開始するときには、合併症のチェックや心臓機能のチェックをして主治医の指示通り行って
ください。 
   血糖降下剤を飲んでいるのですが、運動しなくてもHbA1cは6%台です。
   運動をする必要があるのでしょうか?
血糖値が下がると言うことは、血液中のブドウ糖が筋肉や肝臓で取り込まれて血液中から減ると言うこと
です。このとき肝臓や筋肉でインスリンが働いて細胞にブドウ糖が取り込まれるのですが、糖尿病の人で
は、インスリンがうまく働かずいつまでも血中にブドウ糖が漂っているのです。この状態をインスリン抵抗性
といいます。
運動をすることは、単にエネルギーを消費して血糖を下げるだけでなく、筋肉での血流を良くしさらに筋肉
でのインスリン感受性を改善します。
肝臓では、脂肪肝を改善しそれによりインスリンの感受性も改善します。
運動をあまりせずに薬だけで血糖値を強制的に下げていると、ブドウ糖は筋肉にはあまり取り込まれず、
脂肪細胞に取り込まれるようになり、肥満を助長します。肥満は、インスリン抵抗性を増大させ、さらに動脈
硬化も引き起こします。 
   1型糖尿病でインスリン療法をやっています。激しい運動をやっても良いですか?
1型糖尿病だからといって激しいスポーツが出来ないわけではありません。しかし、普段から血糖の変動が
大きい方は、運動するとさらに血糖値が乱れることがあるので注意が必要です。
激しい運動をすると、運動中又は運動後と就寝後に低血糖を起こします。
運動前の血糖が100mg/dl以下のときは1~2単位の捕食をとります。運動中にも血糖を測定し、低い場合
は途中で捕食を取りましょう。
運動後も数時間は、肝臓や筋肉でブドウ糖の取り込みが続きますので、就寝前に血糖値を測定し、
100mg/dl以下のときは、1~2単位捕食をします。
   糖尿病になったら、足が壊疽になったり、失明したり、透析になったりすると聞きました。
   私もそうなるのでしょうか?
糖尿病には、神経障害・網膜症・腎症という三大合併症があります。
日本では、壊疽による切断、成人失明、人工透析の原因はいずれも糖尿病が第1位です。
しかし、糖尿病になると誰でも必ず三大合併症が出るとは限りません。
これらの合併症が進んでしまう人は、その殆どが治療中断者又は糖尿病を放置していた人たちです。
定期的通院を欠かさず、HbA1cを6.5%未満に維持できれば合併症の出現、および進行は防げます。 
   糖尿病の人は、心筋梗塞になっても痛みを感じないそうですが、何故ですか?
心筋を養う冠動脈に詰まりが生じて心筋が虚血状態になると、典型的な胸痛発作が現れますが、糖尿病
で自律神経障害があるとその痛みが全く現れない無痛性心筋梗塞が多くなります。無痛性心筋梗塞は
糖尿病合併症の中で致命的な合併症です。
糖尿病によって自律神経のうち交感神経が障害されると、痛みが脳に伝わらず、その結果、呼吸困難に
なって気づいたり、いきなり倒れたりします。
こうした危険性を回避するためには、症状が無くても定期的に心臓の精密検査(心臓超音波、負荷心電
図等)を受けて、虚血性心疾患、心不全の早期発見を心がけることです。
また、血糖値だけでなく、コレステロール、血圧、体重の管理、禁煙が大変重要です。 
   経口血糖降下薬は、どのように選択するのですか?
現在様々な経口糖尿病薬が処方されていますが、糖尿病治療の基本は、先ず食事・運動療法などの生活
習慣の改善です。それでも血糖コントロールが不十分な場合は、それぞれの病態に合った糖尿病治療薬
を選択することになります。すなわち、空腹時血糖が高く、肥満があって、インスリン抵抗性が疑われる場合
には、ビグアナイド薬(メルビン、グリコランなど)やチアゾリジン薬(アクトス)が有効です。空腹時血糖が高く
ても、肥満が無く、インスリン抵抗性が見られなく、インスリン分泌不全が疑われる場合には、スルホニル尿
素(SU)薬(アマリール、オイグルコン、グリミクロンなど)が有効です。また、食後高血糖が疑われる場合は、
α-グルコシダーゼ阻害薬(ベイスン、グルコバイなど)や速効型インスリン分泌促進薬(スターシス、グル
ファストなど)が有効となります。これらの薬剤をその病態に合わせて、単剤あるいは併用で使用します。

2型糖尿病の場合、大血管障害(納所駐、心筋梗塞など)の抑制も考慮して、血糖降下作用に加えて動脈硬
化抑制作用のある薬剤の選択が重要です。
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